技能実習制度廃止

技能実習制度は、過去、日本が今よりも遥かに製造業において、アジアにおいて抜きんでいた時代の制度だ。
日本の企業の工場が、アジアに進出した際に、その国の工員を教育する為に、日本の工場で働かせ、技術を教える。
その為に、日本で、働いてもらう。
労働者として、給与も払う。
入り口、建前は、教育。中身は、労働者。
日本に来る外国人は、殆どは自国よりも高い賃金を求めて来ていた。
自国の家族に仕送りしている人もいる。
親族で借金をして、日本語学校に通ってから来日した人もいる。
仕送りをして、その借金を返さなければならない。
でも、今の日本には、さほどの優位性はない。
今の日本人の所得はさほど高くはないし、円安で更に魅力は無くなった。
優位な立場で、安いアジアの労働力を買うなどの発想は間違っているし、もはや、その実態はない。
これからは、本当に日本で働きたい、日本が好きだと言う人しか来日しない。
学生の留学と同じだ。
日本文化が好きだと言う人しか来日しないし、続かないだろう。
湖山Gには、数百人の技能実習生、特定技能がいる。
湖山は、日本人と同じ待遇を保障しているから、口コミで増えているのだ。
今は、ベトナム人専用の寮の建設も企画中だ。
5年以内に、外国籍の役員も選出すると職員に約束している。
教える事も大事だが、同じく学ぶ事も多い。
相互の文化交流が、基本。
実際、現場の若い職員は、実習生から学ぶ事が多いと言う。
真面目に、一生懸命、学んで働く真摯な姿勢に。
共に成長している。
日本の介護も、世界から学ぶ姿勢を忘れてはいけない。
医療は科学だが、介護は文化だから。
これからは、看護も医療も、大学から留学生を受け入れていきたい。

パルスオキシメーター 99・99・98
体温36.3 血糖198

介護は文化 代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

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