分類出来ないもの
小中高で、図書委員長を務める事が多かった。
本に囲まれると、それだけで豊かな気分になる。
福袋を買いに、久しぶりに銀座のデパートに行って、デパートも同じようなものだなと気がついた。
本は図書分類十進法に基づいて本が並んでいる。
デパートも、売り場が決まっている。
そうでなければ、欲しいものが見つからない。
当たり前だが、これによって人の意識も、自然に分類されている。
高校で図書委員長をしている時には、新刊本をどの分類の本棚に入れるか、迷う事はなかったように思う。
最近、本屋の店頭の新刊本を手に取ると、これは、どの棚に並べるべきか迷うような本が増えて来た。
中身だけでなく、本のサイズも、わざと凝っている。
置物のような、小さなサイズも気になる。
皮袋が新しくなれば、ワインの風味も新しくなるのか。
これは、規制分類にはまらないような新しい知識が詰まっているのだ考えるべきか。
分野と分野との端境、境界領域、ニッチが注目を集めやすい。
新鮮で、新しい世界を見つけた気分になる。
新発見、発明は、もともとそういう発想に基づく。
グローバル、複合、両手の経営などのお題目がつくのも、わかる。
私は、もともと違う世界の関係のない知識をつなげる事に寄って発想する事が多い。
既成概念を超える、境界を超えると言いたい。
私は、時代の先を行っているのだと思っていたが、最近の世間のあり様を見ていると、世の中が、私の想像に追いついて来たらしい。
これは、あまり望ましくない。
乱世の時代になりそうだ。
この時こそ、規格にあわない、湖山Gがより自由に活躍する。
今年こそ、湖山辞典を再編集する。
血糖96 寒くて食事が面倒になって来た。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
今年の趣味は血糖 湖山 泰成