なんとかしない

一都三県の公務員試験から、教養テストが無くなる。
受験者が激減しているので、受験しやすくするのだそうだ。
公務員試験を受ける学生には、一般教養がかなり重荷なのだ。
新聞を読みこなす時事問題も苦手なのかもしれない。
公務員には、社会問題に幅広く知識関心を持って欲しいと思うが、現実は、難しい。
医療福祉施設を、全国で展開していると多数の地方自治体行政マンと出会う。
正直言って、今の社会で、自治体の職員はかわいそうだと思う事がある。
住民の我儘に振り回される事が多い。
特に、首都圏大都市において。
地方の人口の少ない町村は、町の歴史、文化、実情を子供の時から自然に理解しているが、東京圏では、難しい。
更に、都県よりも、首都圏の区や市町村の方が、もっと難しい。
東京23区でいえば、その区内で生まれ育ち、住んでいる職員は半分もいないと思う。
その点で言えば、自治体は、行政区内に独身寮をもっと建てたらどうか。
そう言う事は、今は魅力にならないのだろうか。
昔は、官公庁に務めるのは、成績の良いエリートだった。
今は若者の志望は、違っているらしい。
都会では小学校や、保育園も圧倒的な人手不足。
小学校の先生は、憧れではないらしい。
首都圏では、魅力的な大企業に若者は流れるのだろう。
能登半島の被災地の行政マンは、通常の何倍もの負担に耐えている。
本人も、家族も被災者なのに。
もっと、行政マンの声が聞こえてきても良いと思う。
不満であっても。
愚痴であっても。
日本が誇る自動車会社で、品質検査不正が頻発している。
上司の、なんとかしろとの圧力に逆らえなかったそうだ。
現場では、なんとかできない、とはっきり言えないのだ。
出来ない事は、出来ない。
と、言わなければ、是正も進歩もできない。
なんとかしてはいけない。
無理をしてはいけない。
医療福祉施設でも、同じ事だ。

パルスオキシメーター 98・99・98
体温36.5 血糖187

頑張らない 湖山G代表 湖山泰成

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