星に願いをーリュウマチのピノキオ
昨日は、千代田区一番町のカスケードホールのコンサートに行った。
ピアノと歌で、ジャズ風な選曲が、私の好みに合った。
ホールは、バブルの頃に建てられたコンクリートと大理石のお城。
地下の多目的ホールなので、コンサート専用ではないのだが、音響がとても良い。
生の演奏は、久しぶり。
音響が良いのは、お客が入っていたせいではないかと思った。
ファンが集まったコンサートは、共感が高まる。
いつも、そう思っていたが、今回は、物理的に、コンクリートと、柔らかい人間の間に音楽が反響しているからではないかと、考えた。
芸術を、子供の物理学みたいに解釈したがるのが、私の悪い癖だ。
コンサートホールの設計には、客の服装による音の反響まで考慮すべきだ。
19世紀のフォーマルな服装と、現代の軽装での聴衆の出立の違いは、音質まで変えるかもしれない。
終わりの方の曲は、星に願いを、だった。
懐かしい。
昔、昔、病院のコンサートでは、希望曲を聞かれると、星に願いを、を希望した。
良い大人が、子供と変わらず、この曲で涙ぐむのだ。
リクエストせずとも、願いは叶うらしい。
そうして、安らかな眠りを得たはずだが、今朝は起きるのが辛い。
眠い、寒い、体の背中が軋む。
運動不足か、スクワットのやり過ぎか。
太めのピノキオは、年寄りのリュウマチ患者のようだ。
輝く星に心の夢を
祈ればいつか叶うでしょう
人は誰もひとり
哀しい夜を過ごしてる
父の生誕祭の8月20日の東京湾クルーズでは、この音楽を流そうと心に決めた。
これが、思い出の曲という訳ではない。
思い出は、まだまだこれから作り続ける。
湖山の仲間と一緒に。
人は誰も、ひとりではない。
そう思える、人生のクルーズにする。
パルスオキシメーター 97・98・98
体温36.4 血糖166
被災地の復興に願いを 湖山G代表 湖山泰成