育休給付延長
育休給付を延長したいが為に、わざと、入園が難しい保育園に応募し、落選し、育休給付を延長してもらう家庭が増えている。
それを、誘導する自治体もあるらしい。
育休給付があるならば、何故、介護休暇給付制度がないのか。
介護保険設立の時の論議では、家族に現金を給付すると、その介護の責任が、嫁に行くと言う意見があった。
当時では、義理の親と同居する子供夫婦がいたかもしれないが、今では、嫁姑同居の家族は殆どいないと思う。
少なくとも、都会はそうだ。
日本に、大家族家庭は、殆どなくなったと思う。
でも、介護休暇給付金があれば、介護をしてくれる家族もいるのではないか。
障害者についても、同様の制度がある。
家族が給付金を得て、家庭でお世話をしている。
何故、老人介護だけが、ないのか。
当時の、嫁に押し付けるな、社会で介護すべきだ。
と言う論理は、当時としては正しかったと思う。
でも、人手不足がより進む社会。
サービスの提供方法についても、多様性があった方が良い。
家族自身で、保育も介護も行えるのは、悪い事ではない。
そこに、現金給付もする。
引きこもりの児童が増えている。
義務教育においても、同様だ。
社会は、学校、施設ばかりではないと思う。
保育園、学校、介護施設に、一方的に押し付けるモンスターファミリーも増えている。
家族と施設の協力と理解と互いの尊敬が、今の制度では、壊れかけている。
税金の使い方をもう一度考え直しても良いと思う。
施設現場の経営者として、最近、そう実感している。
私の意見に反対の方は、現場を見に来てほしい。
政治家も、役人も、家族も。
そして、マスコミも。
パルスオキシメーター 98・98・99
体温36.5 血糖141
独居老人 代表 湖山 泰成