正しい道を歩め
大学で、学生に、進路選択の為の講演をした事がある。
医療福祉の経営者としての立場で。
あれで、医療福祉の道を選んだ人が増えたかどうかは、自信がない。
それよりも、東日本大震災の3月13日にヘリコプター3台で、気仙沼に飛んだ時の話の方が、学生達の目が輝いた。
確かに、サンダーバードも、湖山医療福祉グループの仕事だ。
先日、東京の福祉法人の新卒採用内定式があり、彼らに挨拶し、懇親会も行った。
社会人として、第一歩を歩もうとする、若人に、そのようなアドバイスをすれば良いのだろう。
古希、70歳にもなって、未だ、現職にしがみついて頑張っている我が身の人生は、如何なるものだったか。
事業者としては、成功だろうか。
個人としては、孤独な生活でも、家族のような職員に囲まれて、幸せな老人となった。
自分の人生を省みる、反省する、後悔する思いばかり。
それぞれの人生に、良いも悪いも、成功も失敗もないはずだ。
唯一無二の、己の人生。
偶然の出会いと、やむない別れ。
事業の取り組みと、結果としての失敗。
でも、それを乗り越えての成功を積み重ねての成功。
結論。
正しい道を歩む。
でも、どれが、正しい道か、行ってみないとわからない。
道を、自分で選ぼうが、先人の案内に従おうが、自分の足で進まなければならない。
親の事業を継ぐ。
親の遺産で、事業を買う。
サラリーマンで、出世をして、社長になる。
運命は、人様々なれど、所詮、自分の人生。
誰のせいにも出来ない。
道が間違ったと気がついたら、また、道を変えれば良い。
人生は長い。
来てしまえば、長い辛い人生も、一瞬の思い出。
これでは、励ましの言葉にならないな。
人生は、所詮、後悔ばかりだ。
血糖222 築地で買った肉で、モーニングステーキと、こん野菜スープ、ワカメ胡瓜酢。
夜は、新潟の蕎麦を茹でようか。
グルメ 湖山泰成
