ビジネスランチ
半世紀も前、アメリカの証券界では、パワーランチと言う言葉があったそうだ。
お金持ちの証券マンが、ニューヨーク、マンハッタンで、カクテル2杯付きのランチをしながら商談をする。
小説や映画に登場したのだ。
日本の現実はそうではなかった。
私自身の経験では、ランチは、5000円以下、アルコールなし。
ビール小瓶もダメ。
そう、税務署に指導された。
40年前、銀座の病院の税務申告の時である。
当時は、薬のメーカーや、お金持ちの患者さんに接待を受ける事が殆どだった。
でも、大学の医局の先生には、接待の機会が多かった。
医師の採用面接には、いつも、銀座での会食の場を設けた。
期待していると思ったのだ。
今は、健康の都合で、夜の接待も、懇親会も私は遠慮している。
銀座本部では、役員会も、弁当が多くなった。
そのかわり、老舗の仕出し弁当である。
松花堂弁当である。
朝の政治家の朝食会も松花堂弁当が多くなった。
これは、交際費というより、会議費の範疇だ。
湖山Gは、法人の数が多い。
役員会では、食事会もある。
お互いの社内接待になる。
交際費扱いなのか、会議費扱いなのか、微妙だ。
今日は、役員会が5つ、幹部会議が2つある。
どこの法人が負担するのか。
割り勘か、持ち回りか。
銀座で働く人は、昼食代に泣かされる。
高いし、混んでいる。
弁当を持ってくる人もいる。
食堂をつくれば、半分は福利厚生費に出来るだが、それは、施設のみだ。
毎日、会議をして、会議費にした方が良いかも。
今日の会計士の会議のテーマになりそうだ。
地方条例で、銀座特区にしてもらえないだろうか。
銀座に飲食業は2万軒あると聞いた事がある。
銀座の料亭は、殆ど消えてしまった。
これも、日本の無形文化財なのだと、思うのだが。
血糖249
湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成