①マンションポエム
35年も前、日本中が不動産バブルに、沸いていた頃。
リゾート会員権、別荘地などの宣伝が、新聞雑誌に溢れていた。
そこだけの、天国が、あなただけの王国になるような言葉で溢れていた。
現地に行くと、日本一素晴らしい景観、景色ですと言われる。
でも、全国の中山間地、海辺を見てきた私には、どこも、同じ日本の田舎に見えた。
どうしたら、そのように、故郷を唯一無二の地と思えるのか。
喧騒と密集の東京しか知らない人間にとっては、どこも、のんびりした、良き日本の大地だった。
どの地方の田んぼも、海も、同じ日本だった。
でも、故郷を思う気持ちが、誰をも、故郷を特別にするのだ。
そこでの、暮らしの歴史、記憶が。
第1期のリゾートポエムの時代である。
第2期は、老人ホームポエムの時代である。
これは、湖山も貢献している。
自ら求める医療と福祉の創造。
これは、最初は、親を入れたい病院だった。
やがて、自分が入りたい介護施設が加わり、言葉が洗練され、現在となった。
初期の、大手老人ホームのパンフの文言には、湖山Gのパンフと同様なものが多かった。
テレビCMもそうだ。
これは、盗用されたと言うより、代理店が、情報収集して、提案しているのだと思う。
それだけ、湖山Gの理念や、訴えが、人の気持ちを掴むものだったのだと思う。
採用面接で、入社理由を聞くと、この湖山Gの理念が、気に入ったからだと答える人が多かった。
リップサービスだとしても、嬉しい。
理念を、形にするのは、難しい。
それを、体現すると言うのも、私の口癖だ。
私の造語だと思う人もいるかもしれないが、広辞苑には、乗っている。
自ら、体を動かし、行動して実現する事を言う。
そう、この日記を読んでいる貴方に言っているのです。
そして、今は、東京湾岸の高層マンションが、ポエムとなった。
実際の暮らし良さよりも、見栄え、見栄、投資が優先されているのだと思う。
宝石と一緒だ。
ブランドファッションや、スポーツカーと同じだ。
そこに、住む人の夢や陶酔があるのなら、文句の言いようはない。
でも、人毎ながら、夢は、いつか冷める。
陶酔で、投資が動く時。
それは、バブルと言う。
やがて、バブルは崩壊する。
医療介護同時バブル崩壊は、来年くらいだろうか。
血糖205 中華の締めは、焼きそばか、チャーハンか。
湖山代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成