舞台からの視線
湖山Gにおいては、永年勤続者は、銀座医院の見学や、人間ドックを受けたりする。
更に、私と一緒に歌舞伎を観ることもあるし、会食だけを楽しむ事もある。
湖山G発祥の銀座文化に接して欲しいのである。
今月は、歌舞伎の舞台と、歌舞伎の世界をテーマにした映画と両方を堪能した。
テレビ、映画によって、舞台の世界がなくなったかと言うと、逆だと思う。
生身の役者と、客が身近に対峙することによって、より舞台の魅力、迫力を知るようになった。
舞台は、客席の位置によって、世界が違う。
役者の息吹きや、汗や叫びを身近に感じる席。
二階前方の、舞台全体を雲の上から眺めるような席。
それに比べて、カメラが、縦横無尽に飛びまわり、あらゆる角度から観る映画。
更に思うのは、逆に、役者からの視線である。
舞台に立つと、客席の客の表情が良く見える。
あくびをしているか、感動しているか、泣いているか、笑っているか。
舞台の感動は、毎回違う。
ダンスと同じ、役者とのコンビネーション、相乗効果がある。
映画は、一方的だが、客観的に、また、安心して楽に楽しめる。
どちらが良いか。
私は、映画の方が、楽だし、頻繁に通う。
でも、時々、生々しい人間のエネルギーに励まされたい時もある。
オンライン会議と、銀座会議もそうだなと、気がついた。
血糖228 苺、葡萄、柚子の羊羹。珍しい。
湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山 泰成