戦い済んで日が昇らず
投票日から、日付が変わったばかりの時間だが、予想通り与党の大敗となった。
予想されながら、対応が出来ない政権とは、何なのだろう。
自信か、惰性か、奢りか。
これだけの敗戦でも、トップは、責任を取らない。
また、責任を取らせようとも、しない。
党内の怒りも、国民の怒りも、マスコミの批判も聞こえない。
怨嗟の声は上がらない。
もう、諦めているのだ。
この国の住民は。
新人議員には、若く、意欲的な女性が多い。
良い事だ。
でも、過去、このように新人議員が増えた選挙もあった。
今、当時の新人は残っていないように思う。
現実の、政治を動かす事ができるか。
選挙の争点は、政治貴族に対する庶民の反感もあったと思う。
政治家を目指した人も、未知数な人ばかりだ。
新しい、選民、エリートとなるだけなのか。
論点に、医療も福祉も話題にはならなかった。
国防も、まだ、論議を避けている。
まだ、夜明けは来ない。
血糖171 老兵 湖山 泰成