商品にしない物

現代で、巨万の富を得た業種は、ITとネットワークで、未来はAIになるのだろう。
でも、歴史的に見れば、お金持ちを産んだ商売は、金融と不動産と人材だ。
金融は、銀行、リースだが、金の販売は、今も手堅い。
でも、最も儲けたのは、貨幣を発行できる、国家そのもである。
物販で、1番利益率の高いのは、お守りだそうだ。
確かに、減価率は低そうだ。
宗教法人で、税金もかかっていないはずだ。
次は、不動産。
世界的に、歴史的に、発展する都会の不動産は値上がりし続けている。
家賃を取れるような賃貸物件にしておけば、複利の投資にもなる。
もう一つは、人材。
これは、教育と、人材派遣、人材紹介。
これも、高収益。
なんと言っても、人件費は、単価が高いのだ。
工場に100人を派遣するだけで、年間10億近い取引になる。
医療福祉を事業とするのにも、資本、不動産、人材の3つは必要。
これは、事業の、3種の神器だ。
医療福祉事業は、この3つの資産が土台だ。
この3本の柱に、人間愛と言う、4本目の柱の上に、乗った屋根が、結果としての医療福祉サービスだ。
患者、被災者の命を守る屋根。
土砂降りの雨の中に、人生を送る老人や、障害者に手渡す傘。
それが、医療福祉サービスだと思う。
でも、医療福祉は、金融と教育と人材に費やす資金の為に疲弊している。
採算が合わなくなっている。
湖山Gは、この3つの基本事業に長けている。
でも、これらを、利益を上げる為の商品にはしない。
資金と教育と人材の確保は、自らの為に行なっている。
あくまでも。
湖山Gの商品は、湖山Gそのものである。
湖山の職員は、セーフティーハウスの、土台であり、柱であり、壁であり、屋根である。
君は、そのどれかになる。
君達は、偉い。
今日、入職式を迎える、湖山の新人達よ。
ようこそ、湖山Gへ。
血糖182 今週に限り、ケーキとチョコレーは自らに解禁している。
誰も許しては、くれないだろうが。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山 泰成