防災庁設置準備アドバイザー会議

政府は、来年度に防災庁が新たに設置する。
広域防災に、政府がリーダーシップを発揮する。
アメリカのFEMAが、モデルだろうか。
FEMAは、多発テロの影響で、その後の国家組織が変わり、今は、その名前を聞く事がない。
アメリカの国家組織は、大きく、なかなか横断総合的に機能を果たす事は難しい。
日本は列島で、国、県、市町村の行政の仕組みが、複雑。
平時は良いのだが、緊急時には、迅速な機能が果たせないでいる。
防災庁は、その問題を解決する事ができるだろうか。
昨日は、サンダーバード代表として、その準備室の防災庁設置準備アドバイザー会議に出席して来た。
私は、東日本大震災の時に、気仙沼の老健の全ての利用者と職員を、山形の病院と老健に避難させた経緯を報告した。
全国の、湖山Gのネットワークの力で、実行したのだ。
行政の支援を借りず、独自の判断と決断と行動で。
建物にはヒビが入り、電気・ガス・上下水道も止まった。
その老健の改修が終わるまで、山形の湖山Gの病院施設で保護受け入れをしていたのだ。
民間施設の自助と共助の実例である。
14年前の事なのだが、その時の不安と、怒りが込み上がって来て、落ち着いて発表する事ができなかった。
私の悪い癖である。
でも、その時の恐怖と、行動と、感動が、今も私の経営の原動力になっている。
全国の湖山Gの多数の法人が、自立した支援行動で、東北の災害施設を支援した。
当初は、連絡も指示命令もできなかったのに。
被災者は、湖山Gの救援を信じて頑張った。
湖山Gは、島根鳥取、北海道からも支援に駆けつけた。
独立した、湖山Gの職員は、その時に心が一つにまとまった。
独立法人は、その時に、湖山共和国になったと思う。
そして、これからの湖山Gの経営は、次なる首都圏大震災、南海トラフ巨大地震の対策が急務。
サンダーバードも、もっと、もっと、力をつけなければならない。
大きなスクリーンと、パソコンが並んだ大会議室は、まるで、映画シンゴジラで観た作戦本部のようだった。
巨大地震の被災は、ゴジラの襲来に似ていると思った。
血糖111 今日は、自宅の掃除・ゴミ捨ての日だ。災害備蓄食の味見をしてみよう。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山 泰成