緋色の法衣と紺色の修道服

映画を観る楽しみは、その時代のファッション。

日本の時代劇はお馴染みだが、欧米の歴史映画は如何。

アメリカの西部劇のコートのようなスーツと紐ネクタイも、カッコ良い。

大抵は、悪役か保安官の身なりだ。

ヨーロッパは、何と言っても、英国のエリザベス1世の頃の女王ファッション。

ウイリアム・シェークスピア劇の舞台衣装を思い起こして頂きたい。

19世紀末は、シャーロック・ホームズのイギリス紳士。

私は、相棒の医師、ワトソンに見習っている。

私のスリーピースの身なりは、英国紳士がお手本。

英国屋、山形屋のスーツが私のワードローブには沢山並んでいる。

ローマ帝国の時代は、あまり面白くない。

トーガと呼ばれる、真っ白な大きな布をまとっている。

シーツのような、一枚の布を、身に巻きつけるだけだ。

やはり、ゴテゴテと飾り付けの多い中世以降のファッションが楽しい。

昨日は、カトリック教会の総本山を舞台にした、教皇選挙の映画を観た。

コンクラーベと言う、次の教皇が決まるまで、投票権のある120名の枢機卿は、バチカンに閉じ込められる。

選挙の度に、バチカンから狼煙が上がる。

政治色の強い、権力闘争と駆け引きは、どの選挙も同じ。

建前の強い世界の選挙ほど、欲望と嫉妬と駆け引きは凄まじい。

そういえば、昨日は、オリンピックの会長の選挙もあった。

こちらも、そうに違いない。

医師会の選挙は、そうでないと信じて祈ろう。

とにかく、バチカンの建物と、美術品の素晴らしい事。

バチカンの雰囲気は、時代を超えて、存在感がある。

そして、今回観て欲しいのは、そのファッション。

そこに籠る司教や修道女の衣装の艶やかな事。

神に使える使徒の、制服と言うべきだが、神の軍隊の軍服でもある。

病院の白衣も、手術着も実用から生まれたが、尊敬と信頼の象徴にもなっている。

カトリックは、緋色の法衣と、紺色の修道服が印象的で、神々しい。

このような、思いも、映画「教皇選挙」を初日に、銀座の映画館で鑑賞したからだ。

喜ばしくも、女性客で満席だった。

映画界には、良い兆候だ。

さて、現実に戻れば、湖山Gの未来の選挙は、如何となるか。

来月、古希を迎える、湖山G代表の後任の選挙はどうなるのか。

私は、借金の個人保証をしているので、生きている間は、教皇同様に、終身代表を続けるつもりだ。

考古の憂いのないように、後任は、もう、指名してある。

その次は、その時代で相応しい人が成ると信じている。

今は、経営者は、人気のある商売ではない。

14000人の職員が、皆揃ってお願いしたい人がなって欲しい。

現職代表の小生は、来月、古希を迎える。

もはや、私は古来、稀な存在になってしまったらしい。

ならば、皆さん、大事にして頂きたい。

出来るならば、長く使って頂きたい。

血糖175 昨夜は、銀ぱち20周年大交流会で頂いた蕎麦を茹でた。

夜食は、銀座はちみつの粒々煎餅と、頂き物の残りの羊羹。スクワットを50回した。

湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada