小学校〜それは小さな社会〜
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泰成君はいつ、泰成君になったのだろう。
両親、祖父祖母の影響は勿論だが、やはり、幼稚園と小学校だろう。
先生に気に入られる子供だった。
保育園の時は、先生方の茶飲み話で、良い子の人気投票で、泰成君が1番だったと聞いた事がある。
そうだろう、そうだろう。
今にして思えば、その頃が、泰成君の1番の黄金期、モテキだったように思う。
昨日は、ドキュメンタリー映画「小学校」を観た。
映画ポスターには、「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人“になっている」と、書かれている。
その通りだと思う。
共同生活の基本、日本の社会の基本を教わる。
同調圧力や、空気を読みすぎると批判もあるかもしれない。
でも、世界的に平和な日本文化の基本だと思う。
これから、湖山Gに入職する新卒は、何時、湖山の人となるのだろうか。
10年はかかると思う。
社会人としての、義務教育と考える。
映画の中で、1年生の女の子が、思うように太鼓を叩けなくて、悔しくて泣きそうになる場面がある。
皆さん、人生の中で、悔し涙を流すことがあったか。
そのシーンだけで、この映画を観て良かったなと感激した。
子供のいる、世のお父さん、お母さん。
私は、子供のいる人の人生をこれ程羨ましいと思った事はない。
両親は、私と言う子供を持った事で、幸せに感じてくれていただろうか。
手間は掛からなかったが、理解の難しい子だっただろう。
私は、今だに、自分を理解し、制御する事が難しい。
泰成君は、純粋で正義の子であった事は間違いない。
老化は、幼児に戻って行く事ならば、それは嬉しい。
周りの人間は、大変だろうが。
もう直ぐ、70歳を迎える小生にとって、可愛い老人が、人生の最期の目標となった。
努力はする。
優しく見守って、応援して欲しい。
血糖173 チョコとグミ
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山 泰成