1-1=-2
厚労省は、毎年のように、医療介護保険の点数を改正し、高齢社会に合った制度に変革する。
事業経営者からすれば、結果、古い小さな施設は、赤字になり、新しい大型施設しか採算があわないようになる。
政府が政策的に、施設のリニューアルを強いているのだ。
沢山施設があれば、赤字の施設があっても、黒字の施設があれば、法人全体で黒字であれば良いだろうと考える職員は多い。
でも、これは、組織全体のやる気を下げると思う。
黒字の施設は、いくら頑張っても、赤字の施設の穴埋めに利益を持っていかれる。
赤字の施設は、所詮満足なボーナスを貰えない。
どちらも、不満になるのだ。
黒字の施設と、赤字の施設を合わせると、どちらの施設も満足できなくなるのだ。
これを、私は、1−1=−2と称している。
両方の施設とも、良くならないのだ。
利益の大きな施設があれば良いのではなく、赤字の施設が一つもない事。
湖山の施設経営の原則である。
介護保険初期に建てられた施設体系の収入は、政策によって、減るようにされている。
30年経って、償却、借金返済の終わった施設は、建て替える事ができないように、政策誘導されている。
私は、未来へ繋ぐ、新しい大型施設を常に構想している。
血糖148 昨夜は、銀座の新年会だった。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山 泰成