働き方改革

この数年、ハリウッドでは、撮影所の組合活動が活発になり、映画制作が止まっていた。
脚本家までも、就業拒否をして、撮影現場や、撮影所は、カナダやイギリスに移って行った。
これは、工場が、アメリカや日本から他国へ移っていた事と同じだろうか。
アメリカの撮影現場では、食事や、休憩が確実に確保されていて、贅沢だなあ、これでは、製作費が上がるだろうと、羨ましくも、納得していた。
スターには、専用のトレーラーハウスが提供されているのも、ハリウッドらしい。
さすが。
兎に角、映画作成費は、近年鰻登り。
CG仕様や、車のスタント、大スター起用で、どれだけお金をかけるかで、作品の価値を煽っている。
日本では、映画も、テレビドラマも、労働環境としては、最悪との認識があった。
それでも、それは、芸術の為だとか。
所詮好きな人がやっているのだからとか。
諦めて来た。
見過ごされて来た。
アニメーターの環境も、そうだったのだと思う。
でも、やがては、是正される。
と言うよりは、継ぐ人がいなくなってしまうのだ。
制作費のコストカットの競争から、制作持続の競争になる。
最近、制作費2000万円の、チャンバラ時代劇映画が大ヒットした。
これは、制作者の情熱と努力によるものだが、誰もができるわけではない。
お金を掛けすぎた映画が、コケた例は、沢山ある。
とにかく、日本の規模では、世界に通用する映画制作は、難しくなるだろう。
お金の問題か。
そうだと思う。
映画制作にどうしたら、お金が集まるのか。
映画料金は、日本は高い方だと思う。
人件費が高いのか。
規制が多いのか。
国の補助金が必要なのか。
最後は、日本映画を支えて行こうと言う、ファンの認識だと思う。
映画は、総合芸術。
私の哲学の恩師は、そう教えてくれた。

能登地震299日 血糖85
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
巨匠 湖山泰成

銀座湖山日記

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