在宅勤務から出勤復帰

湖山Gでは、今年の春に開業した特養ホームは、週休3日。
と言って、週40時間勤務は変わらない。
1日8時間勤務が1日10時間勤務に変わっただけだ。
寮を作り、新卒採用の力を入れた。
施設のある自治体には、若い働き手の人口が増えた。
工場、学校の誘致より、地域には、貢献できる。
良い面もあるが、1日の勤務が長く、疲労感も大きいとか。
夕食まで帰るのには遅いとか。
様々な問題が想定され、早速、常勤職員1万人にメールでアンケートを取った。
1週間の期限で、7900の返事があった。
凄いことだ。
それだけ、職員にとって重大な事だからだ。
当たり前だが。
私は、若手は殆ど賛成だと思ったのだが、そうではなかった。
皆、今迄の勤務体制で慣れている。
既に生活がなされている。
それを帰るのは、皆慎重だ。
施設の開設当初から、その勤務体制で求人募集をするのは良いのだが、現状運営中の施設のローテーションを組み替えるのは、難儀。
施設の都合だけで変えられるものではない。
そのアンケートは、経営者の私にとっては、かなり重いものとなった。
もっと、現場の意見を聞いて、慎重に対処しなければ、と。
都会と地方。若者と高齢者。独身と既婚。男性と女性。
様々な比較分析をしたが、全体的に、現状維持を望んだ。
週休3日の時代には、時間がかかるとわかった。
新規施設と、一部の希望施設から実施することになった。
これも、湖山Gの収益が、年度計画より良かったので、実施を検討したのだが、職員還元には、アメニティの高い、日本一贅沢な職員寮を計画することにした。
勿論、他にもある。
今年から、ディズニーランド新人研修を1泊2日から、2泊3日にした。
ディズニーランドとディズニーCの両方のナイトパレードを堪能して貰う為にである。
新人より、引率の先輩の方が参加者が多いのが、湖山Gらしい。
観劇会も、歌舞伎、宝塚、劇団四季、映画だけではない。
今年からハリー・ポッターのチケットも配布する。
湖山Gは、利益は職員へ配当する。
株主配当はない。
コロナのせいで、経営会議や、全国研修会もズームになっている。
より多くが、気軽に参加できると言う良さもある。
でも、先日のチームケア学会でわかった。
やはり、湖山Gの情熱と愛情は、オンラインだけでは伝わりきれない。
湖山は、リアルに人が集い、論議し、会食するのが相応しい。
ディズニーランドをテレビで見るだけには出来ないのと同じだ。
これからは、銀座での集合会議、研修会に戻して行く。
その上でより多くの参加者をオンラインで増やす。
学会は、海外からのネット参加も認める。
在宅勤務は、自己管理は難しい。
病気、出産、育児以外は、望ましくないのだろう。
それ以上に、チームが集まり、刺激し合う事で、更なる情熱が生まれてくるのだ。
それは、ボッチャの小学生チームを観ても感じた。
友情、努力、勝利。
これは、少年ジャンプだった。

能登地震262日 血糖102
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
全員集合 湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by admin