グランド・レヴュー

普通、宝塚も、歌舞伎も、2幕で構成されている。
宝塚の2幕目は、グランド・レヴュー。
歌と踊りを繰り広げる。
ラスベガスのショーを思い出して欲しい。
宝塚や歌舞伎を観に行く為には、半日が潰れてしまう。
実際には、1日興行だ。
土日には、チケットが取れないので、ファンは、仕事を休んで行く。
最近、観に行った宝塚は、1幕90分のレヴューだけの公演だった。
これは、私には、手頃な長さで気に入った。
とにかく、歌舞伎、宝塚も、オペラも、クラシック・コンサートも、間に休憩があって長い。
最近は、映画まで長い大作が多くなった。
2時間30分も珍しくない。
これは、制作側の都合で、フィルムではなく、デジタル撮影になったので、いくらでも長時間撮影ができるようになった事も影響していると思う。
一度撮影したコマは、捨てずに上映したい気持ちはわかるが、観ている方の都合も考えて欲しい。
エンドロールも長くなった。
制作に関わった人、全ての名前が登場する。
それを最後まで観させようと、その後に、オマケシーンがついていたりする。
品性、根性が悪い。
泰成君が、映画館に通った頃は、映画は、1時間45分が標準だったと思う。
その代わり、2本立てだった。
インド、ロシアの映画は長いが、これはお国柄だ。
最初から、間にトイレ休憩の時間がある。
コンサートならば、その間に、シャンペンか、ワインを飲める。
最近の映画は、長時間で、仕事の帰りに映画を1本観て帰ろうと思っても、体力の限界を超えている。
どうしても、カットができないと言うならば、前編、後編の2本にしてほしい。
あるいは、1時間バージョン、3時間バージョンと、複数編集したらどうだろう。
料金も、1時間版は、1000円にしたら、入りやすいと思う。
最近の映画館は、高い、長いでハードルが高い。
だから、暇な老人ばかりになるのだ。
老人の私が言うのだから、間違いない。
命短し、恋せよ乙女。
映画館で。

能登地震237日 血糖184
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
大学の授業も90分 湖山 泰成

銀座湖山日記

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