健診から生活指導へ
健診受診者は、減って行くのだろう。
人口が減るだけではない。
健保の財政難だけではない。
体重計や、血圧計や、血糖計測器や、運動器具の進歩、普及も、ますます改良され普及する。
データの保存、AIでの解析、そして、ネットでの医療機関、調剤薬局への自動データ転送。
その為のアプリや、腕時計やスマートフォンの開発は、進んでいる。
医療機関に行かなくとも、オンライン診療、健康相談、薬の処方箋発行はできる。
薬も、宅急便で、手元に届く。
銀座のクリニックは、オンライン診療を前提として、オンライン健康相談、医療相談を始めている。
まずは、14000人の職員の為に。
湖山Gには、1400人の看護師だけではない。
1400人の栄養師、調理師がいる。
生活指導は、まず食事から。
オンラインで、栄養指導、食事指導を充実させたい。
今年の能登地震被災地には、看護師、PTの次に、栄養師も支援に行った。
スタッフが現地に行かずとも、日々の栄養指導と、カウンセリングは、オンラインで行える。
その実績を、臨床栄養学会でも発表したい。
素敵なレストランで、見栄えのするデザートを食べる前にスマートフォンで写真を撮る女性を見ると、その写真を、家族に送るだけではなく、担当栄養師に送れば、栄養指導の資料になる。
栄養指導の為に医療機関に出向くのは、面倒だろう。
いや、そのうち、いや、今でも、AIで自動分析して、カロリーオーバーを指摘してくれるに違いない。
幸いに、私には、ご馳走を、写メールで知人に送る習慣はない。
1人でひっそりと、注意避難を受ける前に、食べてしまいたい。
暑い夏の夏太りが、泰成君、人生の1番の問題だ。
69歳のアイスクリームに、人生の悲哀と喜びを感じる。
血糖184