自己欺瞞・自己肯定・自己否定
上司が、鍛えるつもりで、叱る。
明らかに間違っている場合、教育的立場から、責任を持って注意する。
当たり前だと思うのだが、それを、パワハラと思い込む。
正面切って、反論はしないが、ネットなどに、上司への中傷を拡散させる。
私の世代なら、甘えとか、逆恨みとか言われたろう。
人間関係の構造が、時代を経て変わったと理解すべきか。
民主主義教育の成果というべきか。
雑誌や新聞の人生相談は今でも、人気だろうか。
悩み事は、どれも似たようなものだ。
読者は、回答を読んでいるのだ。
回答に納得しているのではない。
私だったら、このようにアドバイスをするのにと考える。
自分が回答者に、アドバイザーになりたいのではないか。
でも、自分は、他人にどうこう言われたくない。
そう言う人が多いのではないか。
人間から指図されるより、読書の中から自分の指針を探すのが、私の世代。
今の人は、AIに相談を求めるのだろう。
所詮、一般論の総論から、都合の良い理屈だけを拾って、自己納得するのだ。
それも、悪くはないのかもしれない。
AIに、社会標準を求める社会の、倫理規範はどうなるのだろうか。
私が若い時代は、年配作家の随筆、エッセイが、人気だった。
今は、実生活と仕事を両立させた、女性の本が人気。
男子頑固老人は、1人蟄居して、偏屈になるしかない。
90歳。何がめでたい。
では、ない。
69歳。何をへこたれているのだ。
しっかり、怒れ。
そう、自分を励ましている。
頑固老人は、こうして誕生する。
能登地震201日 血糖192
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事 銀座の御隠居 湖山泰成