都知事公約

泰成君が中学生になった頃だ。
東京都知事は、革新首長となった。
その後の政策は、老人医療費無料、公営ギャンブル廃止となって、世の地方行政のモデルとなった。
競馬も、ボートも地方に移ったのだろう。
でも、その分、東京は、パチンコが増えたのではなかろうか。
私は、どちらも関心がないので、わからないが、その後の全国の地方自治は、その流れに沿ってきたと思う。
結果的には、東京は、シニアの町となり、若者には、遊ぶには良いが、夫婦家族で生活するには、厳しい街になってしまった。
どなたであれ、次の都知事の方に言いたい。
低所得の方には、あらゆる減免、補助を与えるべきだが、老人だけを全員免除し、若者に厳しく、配慮が足らない政策を逆にしたらどうか。
未成年、成人、老人の年齢関係なく、所得のある市民からは、定価で徴求する。
年齢に関係なく、低所得の都民には、可能な限り無料にする。
そうすれば、地方交付税で、地方にもっていかれずに済む。
東京の税金は、もっと東京都民の為に使えば良いではないか。
映画館は、料金割引の老人ばかりだ。
老人の鑑賞料金は、値上げして、その分学生割引を増やして欲しい。
老人の私が言うのだから、問題はあるまい。
若者のいない映画館は、寂しい、侘しい。
そして、首都圏大震災減災防災計画の策定と、実行チームの編成。
老人施設の救済ネットワークは、サンダーバードとして立ち上げたが、保育、障害施設は、区町村の縦割りのまま、避難ネットワークが出来ていない。
保育園、幼稚園、障害児童施設は、まずは、親と合流させたないと、移動はできない。
小生のような老人も、お国の政策のお陰で、ここまで長生きできた。
被災地から、優先して避難させるべきは、幼児とその母親だと思う。
これも、手間のかかる老人男性が願うのだから、構うまい。
幼児を背中に背負って、被災地から脱出する体力のない年寄りとしては、若者の足手纏いにはなりたくない。
幼児、障害者の遠方避難については、自助、共助ネットワークとして、湖山Gも、サンダーバードも次の課題として頑張るが、何せ行政の御許可がないと、その事を提案する事もできない。
強いご支持と、叱咤激励を頂きたい。
政治行政に支援などと、贅沢な事は願わない。
補助金は、後の後のことだ。
まずは、都民の認知と、民間施設の責任ある意思が必要だ。
社会福祉法人は、すべての業務において、行政の許可が必要だと、法人施設の人間は考えている。
そうして、自ら、己の努力と行動を制限して、新たな取り組みをしない事の言い訳にしている。
行政は、そのような怠惰な民間法人、施設に怠惰である事の、方便を与えてはいけない。
実際、そのような緊急時に、行政も政治も頼りにならない。
自らの意思で、他県へ避難する使命と行動を達成しなければならない。
医療福祉法人としての、意地と誇りと責任と使命感に於いて。
また、自らの命を守る為にも。
補助金は後で良いから、民間を奮い立たせる、政策を、表明してほしい。
政治家の意地と使命を見せて欲しい。
知事殿。

期待はしていないけど。

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Posted by kobayashi