法人の収益は、自分達で社会の為に使う

鬼検事と言われた堀田勉先生が設立された、設立当初の、さわやか福祉財団には、勉強に行った事がある。
堀田先生から、薫陶を受けた。
当時の大蔵省次官の紹介だった。
青山の事務所だったと思う。
正しく、明るく爽やかな笑顔で迎えてくれた。
財団も、当初は、アメリカ式のNPOの経営を教えるセミナーを主催していたと、記憶している。
アメリアのボランティア団体は、経営能力のある人が役員になっている。
お金を集める、使う、寄付者に活動報告をする。
健全な経営と、経営の透明性を確保しなければならない。
さわやか福祉財団は、NPO経営者たる理事長を育てようとしていた。
日本では、福祉目的で政府の補助金や、企業の寄付金を当てにして、福祉事業をしようとする人が多い。
それなのに、経費が不明朗で、領収書がなかったり、偽物だったり。
客観的な成果を出せなかったり。
理念は素晴らしいのだが、お金を集め、人に協力してもらうと言う事の大変さを理解していない、傲慢で、謙虚さの欠けた人もいる。
福祉事業こそ、企業経営者と同じ能力の上に、高い道徳感、責任感が求められている。
福祉も、公益性の高い、民間実業なのである。
それなのに、社会の為に良い事を自分がしてあげようと、威張って、寄付を貰いに来る団体もある。
私は、まず、法人のホームページを見る。
理事長の、写真付きのメッセージがある。
決算書が、公表されている。
そして、電話をかけてみる。
電話に誰も出なかったり、応対者の感じが悪かったり、良くわかっていないアルバイトだったり。
そう言う法人は、ご用心だ。
責任ある役員がいる法人では、そのような事はない。
マンションの一室の、実態のない、金集めの為だけのペーパーカンパニーと同じだ。
同じ部屋に、複数の法人事務所になっている所も、ご用心。
資金不足、人手不足な事務所なのだ。
そういう事務所には、責任者がいない。
連絡がなかなかつかない。
少なくとも、責任ある、まともなマネジメントが欠けている。
会員や、寄付者を大事にしていない。
そんな法人に寄付して、事業を託する必要はない。
私は、医療福祉の素晴らしい楽しい仕事は、自分と仲間でする。
自分のお金で、共感できる信頼できる仲間と共に、自分のやりたい活動を行う。
湖山Gのモットーは、自分で稼いで、自分で使えだ。
自分の目の前の、困った人を救う。
感謝してくれる人の為に汗をかく。
その仲間を支える。
危険、苦難から守る。
その為に、湖山Gは、チームで動く。
知らない人を、知らない人にお金を託して救ってもらう必要はない。
自分でできる範囲の支援事業を、自分でする。
それで、十分だ。
それが、チーム湖山だ。

血糖148 深夜のクッキーなしミルクティー
福島への旅 湖山G代表 湖山 泰成

【銀座湖山日記】

● https://www.facebook.com/koyama7412

https://twitter.com/Morimoto2021

銀座湖山日記

Posted by admin