紅の豚

大脳生理学の教科書の通り、私は、2時間30分毎に目を覚ます。
レム睡眠とノンレム睡眠の端境期に目を覚ますのだろう。
2時30分に、新聞がネット配信されるので、その時間から、私の仕事は始まる。
今日は、地震のせいだろう、配信が遅かった。
また、緊急メールに備えて、電話と共に、パソコンも開けっぱなしにして枕元に置いてある。
トイレに行きたくなると言うこともある。
テレビニュースもつけっぱなしにしてある。
夢は、テレビニュースの影響による。
自宅だけではない。
銀座の事務所も、誰もが見えるところにテレビを置いてある。
どこで、どんなニュースがあるかわからないからである。
私も、本部も、緊急対応の責任があるからだ。
と言って、自宅や銀座にいて、何ができるわけでもないのだが、電話とメールで情報を確認して、分析して対応の準備をする。
そして、その情報を関係者に連絡する。
支援体制準備だ。
多くは、支援人員の選考だ。
パワハラやセクハラの通報があれば、専門の担当幹部で協議し、職員ヒアリングに現地に飛ぶ。
弁護士も、会計士も、そのメンバーに入っている。
地震災害は、湖山Gの現地施設からの報告分析から始まるが、すぐに全国の施設とズーム会議が開かれる。
さらに、サンダーバードの幹部とも、連絡会議を設ける。
湖山G全体は、陸軍である。
地震災害支援救援隊は、海軍である。
そして、本部は、海兵隊。
どこでも、少数精鋭で、現地に飛んでいくからだ。
能登半島は、道路環境が悪く、継続的に物資を支援する事が困難だ。
電気上下水道が完備していないなら、長期避難所にはならない。
全国から物資を届けている車両で、帰りには、避難者を県外に送り届ける方が良いと思う。
本人の希望や、法律や、受け入れ体制の準備なので、そのようなシステムが動かないのは、わかっているが、必要だと思う。
全国、コロナ対応で、ホテルを隔離施設として利用したではないか。
高齢者の避難者は、全部、患者でもあり、介護施設並みのサービスを必要としている。
医療介護要員の派遣よりも、避難者を今のうちに、病院、介護施設で受け入れるべきだと思う。
10年も前に病院船構想の原稿を書いたが、もしも、今、全県に小型病院船があれば、海が落ち着いたら、船で支援物資を運び、帰りは、避難者を受け入れて、全県の病院、施設に送る事ができたと思う。
沖合には、コンテナハウスを並べた大型輸送船を待機させる。
東日本大震災の時に、私を気仙沼に輸送してくれたような、民間ヘリコプターの活躍も期待される。
何度、震災に見舞われても、初動の広域支援活動がもう少し早く、広域にならないだろうかと思う。
官邸のリーダーシップとは、こう言う時に発揮して欲しい。
今回は、防衛省・自衛隊の行動が速かった。
石川県県知事が、東京から緊急に県に戻ったのは、自衛隊ヘリコプターによってだった。
自衛隊の支援も即時だったと思う。
でも、自衛隊派遣も、財政出動も、逐次投入の感が否めない。
終日、テレビの前で、メールをやり取りする老人は、思案するばかりだ。
次は、確実に、首都圏大震災か東海地震。
ビルの屋上に、発煙筒やテントの設置だけではない。
屋上で、伝書鳩を飼うのは如何か。
銀座ミツバチは、地方でケアファームまで準備中だ。
現在、銀座の屋上では、芋を育てている。
伝書鳩のセンターになる時代ももう直ぐだ。
飛べない豚は、ただの豚だ。

パルスオキシメーター 96・97・97
体温36.6 血糖156

紅の翼 代表 湖山 泰成

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