診療報酬改定マイナス

次回の診療報酬改定は、マイナス。
初診料・再診療が、マイナス5.5%に改定されるらしい。
これは、医師1人で開業している全国の医師の報酬を下げる効果がある。
血液検査で、慢性疾患の薬を出す、個人診療所にとっては、かなりの収入減になる。
医師の報酬が、他業種よりも高いとの兼ねてからの批判があった。
野球選手ほどではないが、優秀な医師とそうでない医師との収入差がもっとあっても良い。
残念ながら、現実は、そうでもなく、医師免許を持っていれば、かなりの給与が保証されている。
この悪平等な、医師給与の、最低レベルを保証するのではなく、最高レベルを批判するのでもない診療報酬制度になれば良いのだが、その点については、医師団体の日本医師会が批判されている。
医師会の立場からすれば、医師としての労働者団体でもあるのだから当然であるが、マスコミからは、高所得のところばかり批判されている。
批判されてもしょうがない人がいるのは、どの業種でもいるのだが。
今回は、財務省が、コロナ以前からの診療所の経営状態を把握し、分析し、コロナ以前より現在の診療所の財務状況が良くなっている事を発表している。
やむ終えないだろう。
この結果、医師1人の内科系の都会の診療所は、閉鎖されて行くだろう。
複数の医師で、病院並みの検査ができる、大規模メディカルセンターしか生き残れない。
その時代が来る事を想定して、銀座の病院を、病床のない高機能メディカルセンターにしたのだが。
医療業界の抜本的改革がこれから始まる。
それは、医師のキャリアプランの見直しにもなる。
働き方改革は、本当に医師のためになるのだろうか。
聖職という言葉は、無用なのだろうか、悪なのだろうか。
野球選手も、宝塚の団員も労働者なのだろうか。
私も労働者なのだろうか。

パルスオキシメーター 97・99・97
体温36.4 血糖187 深夜のチョコ

プラスマイナス・ゼロ 代表 湖山 泰成

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銀座湖山日記

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