趣味は新聞

小学生の時は、父の読んだ後の新聞を読むのではなく、探索した。
シャーロック・ホームズのまねをして、尋ね人欄を切り抜いて、スクラップブックを作った事がある。
事件を発見する為である。
小学生新聞は、石森章太郎のSF漫画が連載していた。
中学校の時は、朝日の天声人語をスクラップしていた。
父が、総理大臣の主治医をしていた時は、官邸、総理の1日の記事をまず、見た。
往診した父の名前が書いてある事があったからである。
病院を始めた時は、死亡欄を見た。
有名人が、どういう病気で、どこの病院で亡くなったか、確認していた。
それで、どうと言う事もないのだが。
銀座の救急病院には、名を隠したい大臣がこっそりと、入院してくる事があった。
今にして思えば、検察庁から逃げていたのかもしれない。
とにかく、毎朝新聞を読むのが習慣。
最近は、新聞を読む人も年寄りばかりだと思う。
この日記も、朝の2時30分にネットで配信される新聞をiPadで読んでから、気になる記事に絡んで、私の考えるところを書いている。
医療福祉の仕事に関わるところを、職員に示唆しているわけだが。
こんな事を書いているのも、今日が休刊日だからだ。
印刷や、配達の方を配慮してだと思う。
でも、テレビもラジをもネットもコンビニも休みがない事を考えると、休まない事も可能だ。
休刊日が可能だと言う事は、新聞がなくても、1日は始まると言う事。
恐ろしい。
誰も文句も苦情も言わない。
新聞は、やがてなくなるのだろうか。
確かに、昔は、休みは風呂の中でゆっくり新聞を読んでいた頃がある。
今は、風呂の中では、液晶テレビでニュースを観ている。
新聞の無い日は、スタートで戸惑う。
でも、こう言う朝は、普段考えない事を思う。
孤独だ。

パルスオキシメーター 97・98・98
体温36.7 血糖120

静かな朝 代表 湖山 泰成

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