縮小均衡
湖山G40年の歴史は、成長発展の歴史である。
それは、日本の高齢者が増える時期に遭遇し、介護保険の発展の歴史でもあった。
でも、今や、日本の人口が確実に減り、少子高齢化と言われ、介護で働く人も足らない。
老人の絶対数も、これからは減る。
すると、今迄増え続けて来た高齢者の為の病床も、介護施設も確実に余って来る。
医療介護業界で働く人も減るが、働き方改革で労働時間も法的に制限を受ける。
24時間の病床施設は、スタッフのローテーションが回らなくなる。
世の中の高齢者施設は、人手不足で、閉鎖が増える。
経営的にも、赤字となって、閉鎖、倒産が出てくる。
医療福祉業界も、サービス業の一つでしたないのだ。
国の政策においても。
財政難で、税金で支える余裕がないのだから仕方がない。
湖山Gも、民間事業体として、自立経営をしなければならない。
過去は、成長発展の歴史だったが、これからは、産業、マーケット自体が縮小していく。
人口が減るのだから、当たり前と言えば当たり前だ。
学校も、住宅産業も同じだろう。
成長は、山登りで言えば、登り道。
心臓は苦しいが、見上げる空は明るい。
これからは、下り道になる。
山道は、登りより、下の方が、危険。
地面を見て、足下に気をつけて、焦らずに、確実に道を進みたい。
下り坂であっても、人生の道中である事は変わりがない。
職員は、14000人から増えずとも、離職者を減らし、定年迄働けるようにしたい。
毎年の新人採用を続け、外国からの雇用を増やす。
組織の新陳代謝は必要だが、安定雇用を第一としたい。
縮小するとしても、バランスを保ち、無駄を削ぎ、質を維持する。
体験で言えば、筋肉質になる。
過大に大きな組織は危険だ。
また、船が航海で迷うわないように、艦隊運営とする。
常に、仲間の船が見える距離を保ちたい。
規模の拡大よりも、縮小してでも、航海性能を向上させる。
縮小均衡が、これからの戦略だ。
パルスオキシメーター 98・97・98
体温36.4 血糖172
体型体重も縮小均衡 代表 湖山泰成
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湖山医療福祉グループ
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