繋がる義務
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医療福祉の仕事は難儀である。
顧客の命に関わる仕事なので、正直、休みはない。
親の介護、赤ん坊の保育と同じ。
警察、消防、防衛隊と同じ。
地震災害の時は、とにかく、全員行動である。
しかも、全国から支援をするので、自分の働く地域だけではない。
災害地でなくとも、応援支援に行く。
災害地であれば、支援の受け入れもまた大仕事。
私は、通常、テレビはニュースをつけっぱなし、パソコンは、ベットサイドでもメールを開けている。
週末深夜でも、私の返事は早いと思う。
今はいないと思うが、昔、介護施設の施設長で、週末の電話は受け取らない人がいた。
介護事故や、職員の交通事故などもある。
月曜日を迎える前に、緊急対応をしなければならない。
だけれど、週末は仕事をしないので、電話は取らないと言うのだ。
医療ではあり得ないのだが、福祉の人間では珍しくなかった。
今は、医療も福祉介護も保育もそのような事はないと思うが。
昨日、父を偲ぶ会をしたが、亡くなった医師の父には、深夜自宅に、患者さんからの緊急の電話がよくかかって来た。
居間の黒電話の時代である。
また、日曜日のゴルフ場に、電話がかかって来て、1番ホールから飛んで帰って、患者の元に
行く光景を2度見た事がある。
ゴルフ場から、患者さんのホテルへ、パトカーに先導されて行く事もあった。
そういうビップの患者さんが多かったのだが。
湖山医療福祉グループで働くには、24時間365日、チーム湖山に繋がる義務がある。
また、仲間の支援に行く権利でもある。
助けに行きたいと思う、ボランティア精神である。
ボランティアは、無償で働く意味ではない。
自ら望んで、戦線に参加する事。
パート勤務者には、これは難しい。
湖山Gが、常勤勤務体制を最優先するのは、24時間のネットワークの維持が必要だから。
また、常に14000人のサポートがあると信じる事によって、職員のモチベーションは維持されている。
地震災害、コロナクラスターでも。
私は、在宅で、パソコンに向かう時間が増えている。
その間も、湖山Gネットワークの一員で、繋がっている事で安心していられる。
首都圏大震災を迎えても。
孤独な夜であっても。
私の心は、湖山のスタッフによって支えられている。
だから、最期まで頑張れるのだ。
パススオキシメーター 97・97・97
体温36.8 血糖163
繋がる魂 代表 湖山 泰成
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