役員会祭り
昨日は、社会福祉法人の評議員会を1日でまとめて開催された。
一部の理事会を入れると1日で20以上の役員会。
30分単位で行われる。
全国の役員は、オンライン参加。
私と、監事の公認会計士は、銀座で巨大テレビ画面を見ている。
国際企業の役員会みたいだ。
この時期なので、理事、理事長の承認、選任とか、事業報告とか、年度定時の内容。
どの法人も殆ど同じ内容。
そうすると、法人毎の報告書のフォーマットの違いとか、監査報告が後か、先かとか、ちょっとした違いも気がつく。
どれが、悪いとか言う事はないのだが、これは、全国役員会の運行も標準化するべきだと思った。
これから、合併も進む。
地域連携法人も検討したい。
給与体系や、カルテや伝表も、施設毎の地域の歴史があり、地域性を尊重していた。
既に、地方と首都圏の双方に施設を持っている法人は、地域格差に悩んでいる。
施設毎の交通費、住宅費、電気代もかなり違う。
湖山Gが、施設は独立した船と称しているのは、船の規模と、どこで運行しているかによって航海の環境がかなり違うからだ。
荒波も、太平洋、日本海、瀬戸内くらい違う。
社会福祉法人は、会計士による外部監査も始まった。
幹事は、会計士で共通している。
会計士と共に、世の標準となる、社会福祉法人の経営管理のあり方を考えている。
社会福祉法人会計と、法人管理は、歴史的に、地方自治体毎に多少違っていた。
税金を投入した、社会福祉事業だ。
行政の強い管理下にあり、それは必要だったと思う。
今は、補助金も減り、民間活力として、民間企業として自立する事が要求されている。
公益性と、民間自立。
対立するアンビバレンツ。
アウフヘーベンさせるには、まだまだ遠い。
でも、その先端の法人、事業体、共同体となるべく、全職員で魯を漕いでいる。
あるいは、政策の風を受けて前に進む、帆船かもしれない。
逆風であっても、巧みな航海術で、海を渡れるだろうか。
コロナの嵐の中の航海でも、乗組員の命を守る。
まるで、令和の方舟だ。
海よ沈まれ、海よ割れて道を開けよ。
これでは、まるで、モーゼだ。
パルスオキシメーター 97・98・97
体温36.1 血糖169
帆を上げよ、全速前進 艦長代表 湖山泰成