休刊日のなくなる日
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今日は、新聞休刊日。
それは、今日が雨だからではない。
記者が休む為でもないと思う。
テレビも、ネットニュースも、365日、休みはない。
リアルな紙の新聞を、読者に配達する人を休ませる為だと思う。
でも、コンビニは、休みはない。
新聞配達所も、人気があれば、やれなくはないだろう。
結局、販売部数が激減してきて、読者も、必要性を感じなくなっているのだ。
昔は、テレビ欄と、映画欄と連載小説だけを読む読者もいたと思う。
今は、そのような読者は、ネットで情報を得ている。
ネットで映画や読書が可能な時代が到来した時、この事は予想が出来たはずだ。
紙の新聞の良さはあるのだが、それを懐かしむのは、切り抜きをする年寄りくらいだろう。
私のように。
夕刊が廃止になった新聞社もある。
月刊購読料が、百円上がった新聞社もある。
やがて、ネット新聞だけになる新聞社もあるだろう。
情報は、より早く、より安価になる。
本や、音楽と同じ。
より、コンテンツのみが、価値をもつ時代は進む。
全ての新聞が、ネット配信になれば、休刊日もなくなる。
あらゆる、中間事業者は、いらなくなってくる。
メーカーが、ネットで直販するように。
大手宅急便が、大手調剤薬局と手を組む。
ちまたに溢れた、調剤薬局は半減する。
その先は、診療所もそうなる。
薬剤師も、医師も、今よりは、職場は減る。
人手不足の解消くらいで済めば良いのだが。
仕事のなくなった新聞配達所は、宅急便の事務所か、訪問看護ステーションに変わるかも知れない。
街中の店舗は、店の中身が変わる。
世の中のビジネスモデルが激変する。
今迄は、安定していると思われていた、医療介護も変わる。
これで、人手不足も解消されるのか。
地方の、1億円以上の億ション住宅が、売れているそうだ。
40年前の不動産バブルを思い出す。
医療介護も、保育も、今は、ジェットローラーコースターに乗せられている。
そして、下りになる。
恐ろしい。
経営者として、いつか来た道。
体験して、知っているだけに恐ろしい。
でも、乗り切って見せる。
船頭としての、最後のご奉公だ。
パルスオキシメーター 95・95・97
体温36.8 血糖184
老兵は蘇る 代表 湖山 泰成