医療介護融合回帰

ビジネスプランミーティングを終えて、落ち着いてみての感想。
プレゼンが上手くなった。
少なくとも、上手くなったように見せるのが洗練去れてきた。
それは、画像や表の整理よりも、発表者の若手が落ち着いて自信を持って発表しているからだ。
本人は、緊張していたと答えるだろうが、それは当たり前だ。
後、もう一つ気づいた事がある。
それは、発表者の医療法人、福祉法人、株式会社の差がなくなって来た事。
考えてみると、湖山Gは、看護部会や、栄養部会、相談部会などと、資格業務別な研修会はあれど、病院、老健、特養、住宅などと、施設別の研修会は見当たらない。
全て、湖山Gの理念教育による、湖山Gの施設、湖山Gの職員として処遇して来た。
医療、看護、介護、事務のヒエラルキーも少ないと思う。
強いて言えば、現場重視、現場尊重。
私が1番心配するのは、現場経験のない事務管理者。
大企業病になりやすい。
エリート意識を持って、現場に共感を持てなくなる。
そういう管理者の施設が、経営数字が良いと、裸の王様になってしまう。
私自身の経験から、その点については、敏感に感じる。
国の政策は、介護保険成立以来、医療と介護の分離。
多数の病床体系、介護施設体系の多様化が進み、複雑怪奇になって来た。
老健と特養とグループホームの機能の差も、重なり合っている部分が多くなって来た。
どれにも、重度化により、介護施設には、医療の必要性が増えた。
一方、高齢者コロナ患者の発生の為に、病院には、介護が必要になる場面が増えた。
サービスを機能別に分離、整理するのは、現状にそぐわなくなっているような気がする。
人間は、トータルな存在。
1人の人間の存在を、構成するサービス全般を一体として提供する必要性を感じている。
この辺りは、教育問題と、学校制度の不具合の問題論議と共通する。
湖山Gは、医療と介護の融合が進んでいる。
原点回帰と言っても良い。

パルスオキシメーター 98・98・99
体温36.2 血糖263

深夜の弁当 代表 湖山泰成

湖山 泰成

銀座湖山日記

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