選挙

今週は、地方自治体選挙で、自宅の周りも選挙カーの連呼で騒がしかった。
迷惑と言っているわけではない。
こんな時でないと、名前すらわからない。
自宅のポストに入る選挙ビラでしか、存在がわからない。
駅前でマイクを持って、連呼している人の話を聞いている人はいない。
せめても、自分の名前を知って欲しい。
涙ぐましい努力だ。
政策は、どの候補も同じで、比べようがない。
申し訳ないが、東京の地方選挙は市民から遠く感じる。
都知事、区長、都議会議員、区議会議員。
そして、国会議員。
地方に行って、羨ましいと思ったのは、政治家の顔が身近に見えることだ。
東京は大きすぎるのか、人口が大きすぎるのか。
いや、都民の生活行動範囲が大きすぎるのだと思う。
では、人口に合わせて、選挙区を小さく分割すれば良いのだろうか。
でも、サラリーマンの多くの都民は、住居地と職場と学校は皆、選挙区が違う。
夫婦で更に、職場環境が違う。
生活圏は、寝るだけのマンション。
そんな人が多いだろう。
地域基盤の商店街も、残り少ないし、お店も個人商店はわずか。
と言って、民主主義に相応しい選挙方法は現状しかないのだろう。
人口比に合わせて、選挙区と、議員定数は見直されるのだが、大都会と地方と政治の顔が違いすぎる。
日本の政治が、まとまらない。
それが、民主主義なのか。
東京と、地方の両方を見比べる機会が、多い私としては、選挙の大変さが良くわかる。
兎に角、都会の選挙は大変。
特にご家族が。
私は、全国大勢の政治家を知っている方だと思う。
今回も、数百票で、初当選した候補もいた。
数百票で、次点に泣いた候補もいた。
当選した候補は、これからは、議員1年生の下積みから始まるので、これも大変。
落選した候補は、これからの付き合いで、本当の友人かどうかがわかる。
どちらの人も、新しい人生が始まる。
どちらにも、私は変わらぬ友人です。
ご苦労様でした。

パルスオキシメーター 98・98・97
体温36.3 血糖234

政治家にあらず、市民代表 湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by admin