電脳で生きる1日

昨日の日曜日は、充実していた。
といっても、1日、寝室にこもっていた。
最初は、代々木のベトナムフェステバル。
コンサートも、ネットで鑑賞できる。
会場にブースを持った団体のリストをチェックした。
学校や、人材紹介会社、ベトナムレストラン。
後日、連絡をとってみよう。
次は、母校、高校の文化祭兼同窓会。
都立マンモス高校で、歴史があり、毎年の学祭は、大学に負けない。
これも、オンラインで、イベントを観れる。
各会場にも、カメラで入れる。
最後は、私が、客員教授をしている大学から、学生と先生が、湖山Gの特養ホームを見学に来た。
今までなら、私が施設に飛んで行ったところだが、オンラインで、挨拶し、質問に答えた。
私は、誕生日プレゼントで頂いた、パジャマスーツでパソコンのカメラの前に座っていた。移動せずに、クーラーの真下で1日過ごしたわけだ。
楽、極まりない。
コロナ前ならば、移動する前に、朝1番上映の映画も観て、参加しただろう。
活動的だったのだ、昔は。
今は、オペラ座の怪人ように、部屋に1人隠れていて、突然画面に出現するのである。
また、映画館に行けない代わりに、ネットで、予告編や、映画紹介サイトを多数観た。
予告編だけで、映画人生が、終わりそうだ。
映画紹介の評論家も、ネットに多数存在する。
映画も、ユーチューバーのジャンルの1つになったのだろう。
難しい、映画評論雑誌でもない。
淀川長治でもない。
自分はこんなに映画を楽しんでいると言う解説。
最近、ネット上では、私は、輝いている、楽しんでいる、美味しい、面白いと言う自己表現が蔓延している。
気難しい、偉そうな評論もどうかと思うが、自分の感性だけで発信するのは、聞き手としては、うんざりする事がある。
解説には、歴史と知性も欲しい。
自分だけ喜んでどうする。
ああ、老人のやっかみか、僻みか、妬みか。
蟄居するにも、忍耐と自己抑制がいる。
まだ、私は若いのかもしれない。

パルスオキシメーター 97・98・97
体温36.4 血糖207

寝たきり業務 代表 湖山泰成

銀座湖山日記

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