血筋か才能か
映画「国宝」の大ヒット、ロングランが続く。
私も、4回観た。
遠くの舞台ではなく、カメラでアップされた役者の表情が強烈で、美しかった。
でも、この映画が日本中で大ヒットされたのは、隠れたテーマに、事業と財産の継承者の選び方の問題を取り上げた事だと思う。
医療、介護も基本は中小企業。
特に中小病院は、個人オーナーでもある。
地域では、老舗となっている。
自分の後継者として、医師になった子供か。
あるいは、娘婿か。
配偶者の希望通りに、血を分けた実子か。
養子か、優秀な医師か。
これは、かなり難しい判断だ。
病院の土地建物は、個人保障の借金が残っている場合も多い。
個人財産として、子供に継がせたいのは、親の自然な思い。
でも、事業継承者は、苦楽共に働いて来た職員だと思う。
私の考えは、自然で正しいと思っている。
持分のない財団や、福祉法人にしたのも、公的事業との認識があるからだ。
でも、医療福祉が、豊かで魅力的で、未来の明るい仕事かと言われれば、厳しいばかりの産業だと自覚している。
後継者には、感謝と同情しかない。
ありがとう。
お願いします。
私の今の仕事は、将来性のある事業だけを残す事だ。
終身創業経営者 湖山泰成
