自立健康型・安全社会

病院、特養の3分の2が赤字である。

でも、世の理事長、院長は、さほど危機感がないようにお見受けする。

騒がないし、文句を言わないのだ。

何故だ。

コロナや、人手不足、インフレのせいで、自分のせいではないと考えているのだろうか。

政府や、役所や、医師会、病院会のせいだと思っているのだろうか。

そういえば、教育、農業も、国の保護、業界団体に任せ過ぎ、おもねり過ぎではないか。

経営者としての自主的責任感が足らないように思う。

この2年、病院も特養ホームも、患者、利用者が減っている。

働き手、人手不足ばかり理由にされているが、実は、施設過剰で、相対的に患者利用者が減っているのである。

老人が増えても、医療介護施設を利用する人が、減っているのである。

これは、自分で健康に留意し、自己管理できる老人が増えたからだと思う。

医療保険の自己負担が増えた事も、影響している。

日本の医療介護保育義務教育に関しては、世界的に見て、恵まれている。

そして、財政難と所得が伸びない事の影響か、国民個人が意識して自己健康管理に努力した成果だと思う。

40年前に比べて、タバコを吸う人、酔っ払っている人を見なくなった。

また、当時は、ビル建設での事故や、自動車の追突事故が多かった。

工事現場の管理も良くなったのだろう。

車の性能も、良くなったのだろう。

運転マナーも、良くなったのか。

これは、日本社会の進歩、努力と喜ぶべきだろう。

日本の厚生労働省の、政策の効果、成功と讃えたい。

でも、ぬるま湯に浸かって来た経営者は、己の時代遅れと怠慢に気がついていない。

でも、銀行筋は、気がついている。

コロナ融資や、インフレ融資で、ジャプジャブになっている法人は、やがて首を絞められる事になる。

過去のバブル崩壊と同じ。

医療福祉教育も、バブル崩壊する時が近い。

私が、オオカミ少年であれば、良いのだが。

血糖156  体重74.2  チョコレートと羊羹がやめられない。

小生は、経営管理は出来ても、自己健康管理には、自信がない。   湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by Meguro