ゼロゼロ融資回収ゼロ
予想の通り、ゼロゼロ融資は、病院の延命には繋がったが、経営の治療完治には程遠い。
今期決算の後、来年度には、病院の閉鎖、倒産が更に増えるだろう。
これは、厚労省の病床減反政策に沿った政策の成功と言える。
人口が減っているし、外国と比べても、日本の病床は多すぎるので、減らす政策は正しいと思う。
問題は、自分が残るのかどうかだ。
今は、患者は、どこでも行ける。
病院も、介護施設も在宅も選べる。
医師看護師だけではない、全ての病院の職員は、再就職先に困らない。
日本は、人類史上、歴史的に、世界で、1番、医療介護の恵まれた国だと思う。
その恩恵の理由の1番は、国民皆保険がある事。
2番目は、戦後の経済高度成長。
3番目は、戦争に巻き込まれなかった事、であろうか。
今までは。
今後は、あらゆる面で不明。
国際政治、国内政治、経済、少子高齢化、インフレ、円安、全てが、下り坂になる。
その国家衰退下降局面で、病院がゼロゼロ融資の返済をするのは、不可能だと思う。
この事は、推定できたので、湖山Gは、ゼロゼロ融資は、最初から全く使わずに全て返済を済ませてある。
今、既にゼロゼロ融資を運転資金に使ってしまっている病院が、これから、収益をあげて返済原資を生み出すなど、あり得ないと思う。
現実に、今年の暮れの賞与の借り入れに難儀するだろう。
民間銀行は、赤字で、ゼロゼロ融資の返済が出来ていない病院に、つなぎ融資はしない。
でも、その現実を、民間病院経営者は、理解していない。
担保の病院の不動産も、こうなると、担保価値は減少する。
病院を売って、回収する目処がなくなるからだ。
ここは、お国は、覚悟を決めて、融資期間を10年伸ばしてほしい。
最低金利の金利は、とっても良い。
10年の間に、建物は、使えなくなり、世代交代も確実に進む。
その時は、病院の底地を売って、貸付金は回収できるだろう。
強制淘汰させるのではなく、自然に寿命と全うするのを見届けて欲しい。
お国が、産んだ医療制度ではないか。
病院を、静かに、看取りをする、家族の義理はあると思う。
午前4時13分ごろ関東地方で地震
血糖252 チョコレート、クッキー、ごまビスケット。
湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員
順天堂客員教授 中期高齢者 湖山泰成