日本文化鉄板焼き

銀座で外国の方の接待で人気なのは、鉄板焼き、すき焼き、しゃぶしゃぶである。

お寿司や、日本料理よりも、お肉の方が安全なのだ。

日本のお肉は、柔らかく、味付けも繊細と、評価されている。

世界の料理文化として考えたら、単純な料理方法とも思えるが、その鉄板焼き文化は、日本が抜きん出ている。

アメリカはバーベキュー文化。

世界に、フライパンと、網焼きはあれど、分厚い鉄板で焼くのは日本独自ではないか。

あの畳半畳はある大きな鉄板テーブル。

いつも、ピカピカに磨かれている。

炎を見せず、輝く鉄板で、煙なく、素材を美しいままで焼き上げる。

日本料理の美学そのものだ。

単純で、緻密、清潔、自然。

庶民的な、もんじゃ焼きや、たこ焼きもある。

それを、洗練された高級料理に仕上げた。

刺身、お寿司の美学に通づる。

煮炊き料理のしゃぶしゃぶも、日本文化だ。

繊細で清潔。

煙も油も匂いも少ない。

鉄板焼きのコックに、料理の秘訣はと聞いても、ただ焼くだけですと、答える。

単純そうでいて、奥が深そうなのが、気に入っている。

最近、著名なフランス料理店に行くと、素材と料理方法、味付けの講釈、ウンチクを長々と聞かされる。

言葉で説明しないと、味わえないのか。

さっさと食べさせて欲しいと、思うのは、小生だけだろうか。

血糖301     深夜の焼き菓子

湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員

順天堂客員教授 湖山泰成

湖山 泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada