FEMA廃止を撤回
アメリカは、日本から見れば、大帝国であるが、歴史的にみても、州の独立性が高く、合衆国と言われるのも、理由がある。
世界に対峙する軍事国家としては、強烈で、大統領独裁であるが、国内の生活管理、法律も、州が国家のように、独立している。
日本は、アメリカに比べて、土地が狭いのにみ関わらず、アメリカに準えて自治体としての県が作られた。
警察や、消防は、県毎に独立している。
日本の警察も消防も、県単位なので、広域捜査や、広域災害対応については、国の指揮権や仕組みについて、検討が続いている。
日本においても、防災庁が設立された。
国土交通省や、消防庁が具体的な役割を担うのだが、所管は、内閣府防災担当。
これは、日本のトップたる首相、総理のいる内閣府防災担当だ。
複雑な日本の行政組織をどう、迅速に、且つ自動的に動かすか。
大体、首都圏大震災の時に、官邸は機能しているのか。
映画ゴジラでは、首相の乗ったヘリコプターは、墜落してしまっていた。
日本の議院内閣制と比べ、アメリカの大統領制は、大統領の裁量が大きく、また即効力があるように見える。
それでも、ハリケーンなどの広域災害対応については、州の壁が問題となり、その連携、共同災害活動を指揮する仕組みとして、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁が設立されたはずである。
そのFEMAを行政予算見直しの為に、廃止とはびっくりしていた。
ハリケーンでの、実際の災害時の対応が期待通りではなかったのは、聞いていた。
最近、問題になっていた。
トランプ大統領の廃止の意向が撤回されたのは、まずは良かったのだと思いたい。
でも、どういう組織にしたら良いのかの問題は、永遠に残る。
組織よりも、トップリーダーの資質と責任感だと、私は考える。
経験上。
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湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成