自らの看取り
zoomでの、役員会、会議、セミナーが続く。
多数の施設からの現地参加が可能なので、助かる。
でも、画像だけでは、空気は読めない。
私が、真剣に憂慮し、熱く語る内容を本当に理解してくれているのか。
賛成なのか、反対なのか。
その手応えが伝わってこない。
ズームでは。
液晶パネルに並ぶ、50人からの顔は、キョトンとしている。
私は、個室で、手も声も、振り上げているのだが。
私は、遠い場所にいるのだから、怖くないのだろう。
その、距離感が、私をますます不安にさせる。
経営者の私は、医療介護の施設の将来をこんなに、心配しているのに。
今は、時代の、制度政策の大転換期なのだ。
生き残るか、否かの瀬戸際なのだ。
足元の問題と、日々戦っているはわかるが、遠くから台風が来るのは、間違いないのだ。
そんな意識のズレが、はがゆい。
これは、毎度の事だ。
私は、遠く、遠くの見えない、海の先を見つめている。
そのせいで、自分自身は、足元がおぼつかいないのだが。
杖も、車椅子も用意はしてある。
なんとしてでも、前に進む。
私は、執念の人では、なかったのだが。
老いて、残された時間を気にするようになったのは間違いない。
テレビの特別番組があった。
地方の救急病院でも、医師や看護師の退職が進み、地域医療が成り立たない。
経営が成り立たない。
それを、マスコミは、地域偏在と言う。
国内、絶対数が足りないと思う。
少なくとも、志と、理念をもち、身を粉にする医師は足らない。
地方も、都会も。
令和米騒動と、同じ。
減反政策は、間違いだと思う。
過剰になれば、自然に淘汰される。
淘汰のない世界に、進歩はない。
経営者は、破産して淘汰される。
医者は免許の剥奪はない。
安心して医業に進め。
国民が、医師を見捨てるわけがないではないか。
学べ、働け、スタッフを愛せ。
患者は、人生の宝物だぞ。
国民は、自由に、全国から病院と介護施設を選べる環境になった。
もう、利用者の方から来てくれる時代ではない。
自らの存在と価値を社会に認められなければ、選ばられる事は無い。
湖山の特徴な何か。
湖山Gの良さとは何か。
宣伝ではない、社会での、認知度を高める為に、より一層の広報も必要だ。
介護施設での、治療にも、看取りにもより一層力を入れていきたい。
その志のある、スタッフが、湖山Gには集まっている。
スタッフ配置と、看取り教育を、意識して進める。
なんせ、私を看取ってもらうのだから。
血糖158 自ら看取ってもらいたい施設を目標とする。
湖山G代表 サンダーバード会長 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山 泰成