誘導か抑制か

この開業医だけを、東京集中から、地方へ誘導しようとする政策は、どれも実を結ばないと思う。
日本中、どこの町でも、身近に開業医がいて欲しいという国民の希望はわかるが、その必要性の実態はどうだろうか。
政治家のパフォーマンスに過ぎないのではないか。
自由開業制そのものを規制するしかないだろう。
もしも、地域の開業医の数を人口で制限しても、人口は、都市集中が進む。
過疎地で、患者数が減っても開業を義務付けるのか。
東京の開業医を制限しても、開業権が高い根で売買されるだろう。
過去、病院のベットが1床2000万円で権利売買された時代もあった。
まるで、相撲の親方の部屋の株の売買みたいだ。
東京も、地方も病院の閉鎖、引っ越しが政治問題になる。
実際、患者にとって必要なのか。
交通機関や、道路の整備が進んだ日本。
また、医師1人の診療所では、患者の方が納得しない。
往診や、オンライン診療、薬の宅配が進むと、地元開業医の必要性も見直される。
数のみではない、患者は医師の質を求める。
医師も自分の専門に相応しい患者した診たくない。
これは、医師会と地域政治家の都合で、本当の医療整備、患者の必要性とは違った意向が働いていると思う。
利益誘導か、規制排除か。
医療政策の学者の皆さん。
正しい政策を提言してください。
当事者の私では、この場では、書けない。
お許しあれ。

湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
湖山泰成

銀座湖山日記

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