流通業が、ハリウッドも変える
ネットフリックスが、ハーリーポッターなどを制作した映画制作スタジオを買収した。
大ショックだ。
この事件は、10年後にどのように評価されるだろうか。
映画業界の転機を象徴する買収だったと、思い起こされるだろう。
個人のコミュニケーションも、直接会う事から、手紙、電話、そしてLINE、zoomなどに変わっていった。
映画も、テレビに取って代わられるかと思われた時代もあったが、両立して来た。
でも、今度は、ネット業界に、映画も、テレビも、一気に吸収されるのではないだろうか。
媒体がどれであっても、良い作品が、安く提供されれば、文句はない。
でも、流通媒体が、制作会社まで手中にすれば、作品の質も、変わってくるに違いない。
それが、世界に通用する作品になるのか、多様性の発展として、マイナーな作品も日の目を見るようになれるのか。
私には、全く、わからない。
とにかく、世界は変わる。
映画だけの事に、終わらないと思う。
国際政治も、思想も、文化も、世界的な映画によって、影響を受ける。
確かに、大金をかけた大作映画は、素晴らしい。
でも、独占、寡占は、映画文化にとって、良いのか悪いのかわからない。
とにかく、面白い、感動的な作品が、数多く制作されて欲しい。
ハリウッドは、所詮、大資本の世界ではあったのだが。
寝床で、U-NEXT、Netflixの時間が増えた。
このままの楽な日々で良いのか。
映画館は、存続できるのか、大丈夫かなどと、心配していた。
あらゆる商品は、最後は、流通に支配されるのかもしれない。
医療業界はどうなるだろうか。
検査可能な調剤薬局が、オンライン診療とつながって、診療所を淘汰させるのではないかと予想している。
普段は、ズームで映像会議の日々が続く。
でも、昨日からは、永年勤続表彰式で、福島に来ている。
昨夜は、30年の功労者、戦友と苦労を讃え合う事が出来た。
湖山の仲間は、仲間同志にも、優しい。
全ては、この家族のような仲間のおかげでだ。
私は、幸せな理事長だと思う。
私も、30年表彰を受けた。
記念品に、ブリオーニの紫のネクタイとチーフを頂いた。
私の好みを、調べたのだろう。
私にとって、パーブルは、特別な色だ。
久しぶりに、ブリオーニのスーツに袖を通してみよう。
そして、今日も、また、私にとっても、特別な日となった。
職員一同と、人生の思い出を作る事ができた。
ありがとう。
血糖168 体重不明 ホテルに体重計はない、幸いに。
30年前の写真も、式典会場に展示されていた。
若い、私も、職員も。当たり前だが。
肉体は老いても、志は変わらず。
過去の記憶は、未来への郷愁 30年目の理事長 湖山泰成
