AIの顕現
AIがより発達し、世に広まると、幾つもの職種が失われるとか、心配されている。
やがて、AIが人間に取って代わり、人は、働かなくとも、遊んで暮らしていけるとかの意見もあるようだ。
未来予測の話は、既に、SF。
未来社会を描くSF映画には、進み過ぎたコンピューター、ロボットが人類を滅ぼしたり、支配したりする作品が多い。
2001年宇宙の旅、ターミネーター、マトリックス、などが思い浮かぶ。
でも、私は、AI寛容派だ。
使うの、人間だ。
科学技術の進歩は、常に人類の味方だった。
使う人間の倫理、道徳が問題になるのだ。
これからの学生は、論文を書くのに、AI使うのが当たり前になる。
それは、止められない。
そういう若者が、仕事をするようになれば、当たり前のように使いこなす。
算盤が電卓に変わったように。
泰成君は、広辞苑を読むのが趣味だった。
小学生には、重すぎる辞書を机の上で、めくるのが誇らしかった。
それで、偶然に見つけた言葉が、「顕現」
私は、今でも、「湖山は、未来の医療介護の統合を顕現する」
などと、使う。
私のお気に入りの言葉だ。
こういう、知識の偶然の発見、学習は、なくなるかもしれない。
ネットは、便利すぎて、都合の良い、意見、知識ばかりが自動的に集まってくる。
やがて、違う意見、言葉を集めるソフトもできるだろう。
アウフヘーベンする思考は人間自身の努力が、まだまだ必要なようだ。
湖山Gは、医療介護をアウフヘーベンし、その新しい社会を顕現させる。
などと、生身の代表は、日夜、思考し、経営をしている。
血糖221 イタリアレストランのデザートは、私には鬼門だ。
5年に至るこの銀座湖山日記をAIに読ませたら、AI代表が生まれる。
体重コントロールのいらない、魂と思考だけの泰成君は、永遠に生き続ける事ができるのだろうか。