減反の教訓、病床の未来
最近の米価高騰。
お米の減反政策は何だったのだろう。
税金投入して、産業振興されたものは、やがて供給過剰となるか、世界の競争に負けてしまう。
長期産業政策は、難しいのだろう。
でも、これは、根底に国家産業を国家統制するという国家の意志が存在するからだ。
日本は、金融自由主義で、産業社会主義だ。
お米の減反。
病床の削減。
やがて、お米のように、病床が足らなくなる時代が来るのではないか。
医療供給は、外国から緊急輸入できるものではない。
いや、ネットとAIで、どこでも調達できるようになるのかもしれない。
自己採決した血液が1滴あれば、家庭自動分析器とAIで、医療機関に行かずとも、医師でなくとも、ある程度の診断と薬の選択ができる。
薬剤師も検査技師も放射線技師も、仕事が激減する。
10年後の世界を予想するのは、もう、SFの世界だ。
余剰病床は、災害や、国家有事の場合の為に、維持する事も考えて欲しい。
無駄にはならないような気がする。
今度の経団連会長は、生命保険会社から。
日本は、金融国家となったのか。
アメリカは、工場を国内に呼び戻したいと大統領が叫んでいる。
日本は、世界の半周遅れなのか、先を行っているのか。
立ち止まって、考えたいと、思うのは、こんな時だ。
雨音が聞こえる。まだ眠い。風呂をわかす。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山泰成