目的と手段

全国で、自治体が作る公的事業、特に建物事業が、気になる。
計画がうまくいっているようには、見えない。
はっきり言って、頓挫している。
東京中野の巨大公民館ホールだけではない。
オリンピックも、万博も、不動産開発、建設優先。
それで、本来の意義を全う出来たのだろうか。
箱ありきの開発思考だ。
各県が、巨大なホール、会館などの建物を作るが、運営がうまくいっていない。
というより、その建物を使う人がいない。
アーティストも、お客も、従業員も。
結局、膨大な税金で運用赤字を埋めることになる。
何十年も。
まず先に、その地域に、利用を求める住民がいるのか。
箱だけで、観光客が、来るのか。
誰が、お客を呼び込むのか。
呼び込めるだけの魅力的なコンテンツがあるのか。
誰が、企画運営するのか。
どうも、先に不動産開発、建設、ありきのような気がする。
建築費用より、償却が終わる迄の30年の運営費用の方が大きい。
30年の建物修繕費、電気代、水道代そして、人件費は莫大。
全国、どの地域も、人口は減っている。
箱だけ作っても、人は来ない。
魅力的な、仕事があって、若者は来るのだ。
湖山Gは、地域に求められる、医療福祉事業の為に、施設を作る。
ケーキの箱を先に作っても、美味しいケーキは誰が作るのか。
湖山Gであれば、優秀な意欲的な職員がいて、その人の為に、施設を、寮を作るのだ。
だから、古い、時代遅れとなった船は、新造艦に変える。
湖山に、若い、将来のある乗組員がいればこそ。
湖山は、目的と手段を取り違えたりは、しない。
血糖177 スクワットをする。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 日本棋院評議員 湖山 泰成