依存して、自立となる。
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湖山Gにおいて、父は院長として、医療のリーダーであり、自立していた。
それは、息子の私が、経営の全責任を負い、経営の面では、私に依存していたからだとも言える。
また、私は、医療について、全面的に医師の父に依存していた。
共依存ではない。
自分に足らない分を、補ってくれる存在があるからこそ、自立できるのである。
来月70歳となる小生は、自立しているだろうか。
でも、食事と自宅の管理を、近くに住む妹に任せているので、今の暮らしが成り立っている。
また、精神的には、身近な職員に頼っている。
管理され、励まされ、注意をしてくれる。
信用できる、頼れる部下の環境があるから、代表たる小生は、経営のトップリーダー足り得るのである。
トップの弱みは、部下が補う。
部下の足らない所は、リーダーが責任を持って、引っ張って行く。
私は、そう言う湖山Gの組織によって支えられている。
昔の蒸気機関車は、先頭の汽車が、後列の客車を引っ張って行った。
湖山Gは、新幹線。
全車両にモーターが付いている。
14000人の全職員が、モーターなのだ。
船ならば、乗組員全員がオールを持って、水を漕いでいる。
全員で神輿を担いでいる。
私は、神輿に乗っているのか、担いでいるのか、ぶら下がっているのか。
どちらだろうか。
最近は、時々、ぶら下がっているような気がする。
やがて、神輿に乗せられる御隠居が人生の目標となる。
似合うと思う。
血糖131
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
銀座の御隠居志願 湖山 泰成