100床以上の救急病院
建築費の高騰で、建て替えができず、廃業する病院が出てきている。
その対応の為に、公的融資を、30年から39年に延ばしてくれるそうだ。
確かに、その間の資金繰りは楽になるように見えるが、それで現実的にな建て替えられるようには、思えない。
償却期間はどうする。
民間金融機関の金利高騰や、融資期間、担保はどうするのか。
結局は、国が望むように、全国の病床は、半減する。
建て替えられるのは、公立の大病院のみとなるだろう。
国が描いた、中小病院のなくなる日本は、やっと訪れる。
でも、世界標準としては、正しい。
日本は、世界標準から見れば、中小病院と精神病院が多すぎる。
人口減が進む中では、もっと、減らすべきとの議論は、もっともだ。
でも、日本は、今迄、この医療体制で、支えてきた。
これが、変わるのは可能だろうか。
多くの医療供給体制の混乱する地域が生まれるだろう。
でも、その時期こそ、民間が、積極的に対応しなければならない。
経営者の、責任でもあり、法人の成長のチャンスでもある。
また、古い特養ホームの建て替えも、病院と同様の問題を抱えている。
建築補助金を一気に引き上げなければ、建て替えは、不可能になっている。
これも、お国の政策の望むところなのだろう。
建築寿命の終焉とともに、古い病院も、介護施設も消えいていく。
その後の未来は、大型で、緊急性のある施設しか必要とされない。
正しい、現実的な政策なのだと思う。
でも、民間法人の経営者としては、消えていくわけには、行かない。
私は、倒産した、銀座の93床の救急病院を再生してから、42年になる。
自分の人生の終了は、湖山Gの終了にはさせない。
湖山Gは、新しい世代の手に移りつつある。
湖山Gこそ、日本の、新しい医療福祉の扉を開く。
その日まで、この日記は書き続ける。
血糖158 食欲がない。古いおせちを解凍して食べる。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山泰成