集団採用の限界

湖山Gは、新卒の集団採用を始めてから25年くらい経つと思う。

新卒で入社した職員が、今では、特養の施設長や、介護長になっている。

嬉しい。

教育事業の成果だ。

今年も、250人の新卒の入社を予定している。

さらに、外国からの技能実習生も、80人くらいいる。

それでも、前年に比べれば、若干減っている。

業界全体の問題であるから、湖山Gだけではないと思うが、やはり、残念。

サービス業界は、すべからく人手不足で、崩壊しそうだ。

私は、今までの、大型採用説明会での集団募集、集団説明会は、限界だと痛感している。

医療福祉に志のある人のみしか、この仕事は続かない。

多量採用ではなく、1人1人の採用教育育成が前提だと思う。

成長拡大した介護業界は、反省、方向転換の時期だと思う。

湖山Gも、採用方針を根本から見直したい。

先輩1人が、若者1人を採用し、責任を持って育てる。

その原点に戻って、これからの採用、教育を考え直したい。

採用事務、採用業務になっていないだろうか。

大手採用説明会に、おもねっていないだろうか。

若者の生涯の人生に、本当に責任を感じているだろうか。

若者の不甲斐なさに、愚痴を言いたくなる時もあるのだが、反省する気持ちも多い。

子供の就職先を心配する親御さんの気持ちを考えると、唸ってしまう。

自分に子供がいないだけに、色々と思いやる。

家族主義と言葉でいっも、実際には悩むことばかりだ。

実際の家族関係も、悩み事は多いだろう。

人間関係は、難しい。

愛だけでも、実際の人間関係は難しい。

採用数を増やすより、離職数を減らそうと担当幹部と相談するのだが、実際は簡単には道は見つからない。

人生の悩みそのものだ。

介護とはそういうものなのだろう。

血糖148 紅茶で生きている。

湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長  湖山泰成

銀座湖山日記

Posted by shimada