地方駅とヘルスケア
30年前に、過疎地の単線駅を初めて見た時、そのあまりの寂しさに、驚いた。
客が乗らないから、栄えないのか、駅前開発を怠るから乗客が減るのか。
東京の駅は、商業集約地であるから、地方は、勿体無いとも思った。
でも、地方こそ、自動車移動の世界だと理解した。
地方の人の方が、日常、車に頼りすぎて生活しているので、東京に来ると、地下鉄の階段の多さに足腰が疲れると言うのも、冗談ではない事も理解するようになった。
東北の、過疎地の駅の開発には、駅前駐車場に、ヘルスケアステーションビルの建設を提案している。
1階は、ピロティ式の駐車場にする。
雪国なので、屋根付き駐車場は、便利で助かる。
そのビルには、託児所、診療所、デイサービス、調剤薬局。
そして、役所図書館分所、郵便局、銀行ATM付きコンビニ。
デパートの規模である必要ではない。
スーパー規模で充分。
ヘルスケアデパートを提案したい。
そこに、オンライン診療が許可される時代が来た。
新幹線の駅であれば、東京から、専門医も通える。
実は、東京の銀座医院は、地下鉄3本が繋がる歌舞伎座タワーにある。
これからの地方の医療の展開は、レイル(線路)とオンラインではないかと考えている。
全国地方駅周辺開発は、頓挫している所が珍しくない。
家賃の高い、デパートや、商業施設の次のテナントが見つからないのだ。
駅ビルこそ、医療介護福祉教育のセンターになるべきだ。
バブル経済崩壊の時代が来るならば、そのチャンスは訪れるかもしれない。
その日の為にも、湖山Gは、今は、新規事業を制限している。
経営体力を温存しているのだ。
投資家のバフェットの気持ちが良くわかる。
今は、嵐の前の静けさだと思っている。
湖山G40年の成果を見せる、良い機会到来と受け止めている。
血糖149 毎朝、寝起きの測定は、血糖と決闘している気分だ。
ルーレット賭博のようでもある。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長 湖山泰成