私の渋滞学
渋滞学をご存知か。
創始者の教授のお話を聞く機会が、あった。
勿論、本も愛読している。
流体力学や、数学からの発展かと思いきや、思いっきり現実的、人間行動学であった。
火事が起きた劇場から、安全により多くの観客を逃すのには、壁の何処に扉を作ったら効果があるか。
これは、壁の真ん中ではなく、隅に寄った場所だった。
高速道路で渋滞を起こさないような走りはどうすべきか。
車間距離を25メータ離した列の方が、全体の流れは速いとか。
お祭りで、人混みを作らないようにするには、人の流れをどう作るか。
アリは、数えきれないくらいの数で巣を作っている。
膨大な食物を、整然とした隊列で混乱なくアリの巣に運び込んでいる。
どんな法則があるのか。
とにかく、面白い。
私は、講演の時に質問した。
どうしたら、お金が、私の財布に渋滞するようになるのか。
どうしたら、預金が、銀行口座に渋滞するようになるのか。
渋滞は悪いことばかりではない。
良い職員が辞めない、組織に増えて行く。
これも、組織の渋滞学。
幸運が、人生に溜まりますように。
メリー・クリスマス。
血糖159 糖が血管に渋滞している。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
脂肪の渋滞学 教授 湖山泰成