スコップから重機
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湖山Gは、サンダーバードとして、能登へ支援チームを連続して送っている。
また、私も現地視察に行ってみて、多くの個人ボランティアが、現地で活躍している事を知った。
そのボランティアは、道の駅に集まっていた。
その際に知った事は、個人ボランティアの中に、個人で重機を持ち込み、瓦礫を片付けている人がいた。
瓦礫の中に埋もれた、被災者の大事なものを掘り出していた。
造り酒屋の原酒というのもあった。
重機を使える人は少ない。
特殊技能者だ。
重機を使える人の、災害支援ネットワークも作られるべきだ。
行政も、受け入れるべきだ。
被災地現場の問題は、世間には知られていない。
実は、最近、大手土木事業者の人に聞いた事がある。
現地に、重機を何台か持っていったのだが、現地で使われず、持って帰ったと。
現地の会社のみで、復興を計画しているからだ。
現地の会社を使って、現地の会社にお金を使いたい。
その政治行政事情はよく分かる。
でも、その分、復興工事には、何年も余計にかかる。
これが、日本の政治行政の仕組み。
復興計画は、最近期待されているAIに作ってもらったらどうか。
合理的な道筋が見えるのではないか。
生臭い、人間の政治家には決められないのだと思う。
私が、政治に頼らないのは、現地でこういう事情にぶつかる事が多いからだ。
新しく議員になられた先生方々。
一度、被災地視察に行って頂きたい。
スコップを、1つ持って。
能登地震329日
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅副会長
バーベキューのマシュマロ 湖山泰成