経営者インタビュー

年に1度位は、経営について、雑誌のインタビューを受ける。
私の経営は、今迄のインタビューで出尽くしていると思う。
40年前に、父と子で創業した湖山Gの歴史は、多難であったが、経営の基本理念は変わっていない。
父は、正しい医療と言った。
私は、職員のまともな生活が第一と考えた。
特別な事は何もない。
医療保険、介護保険は、お国が作った基本ルール、基本マニュアルである。
それに、普通に、実直に従っただけである。
医療保険・介護保険を骨格としているので、経営に特別な事は出来ない。
でも、その地域は、銀座から全国へ。
医療から、介護、生活サービスへと広がった。
お国の厚生省の政策を追い風として、全国に広がった。
施設の数は、全国でも有数規模のグループとなったが、一つ一つの病院・施設は特別な事はない。
でも、その普通であり続ける事に誇りを持っている。
普通の人が、普通に仕事をして、普通の収入を得て、家族と共に普通に生活できる。
その為なら、全国、何処へでも、どのような施設でも取り組んで開設した。
全職員の給与を、毎年昇給させる為である。
元々、地方の施設は、リゾートバブル崩壊後の、地域雇用の確保、地方創生事業だった。
私の事業欲は、さほどでも無い。
銀座での、偶然の出会いが、経営の必然となった。
インタビューを受けると、普段は、思い出す余裕もない、湖山Gの歴史を回顧する。
今の経営課題は、福利厚生の充実。
具体的には、来年度からの週休3日の実施とその為の職員寮の建設。
サンダーバードとしての、広域災害支援ネットワークの拡大。
福祉としての、若者の文化活動の支援。
個人的には、今年の映画祭の、銀座での支援。
最後に、座右の銘はと聞かれた。
これも、答えは何時も同じである。
強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きて行く資格がない。
湖山の経営は、ハードボイルドなのだ。
能登地震234日 血糖114 珍しく良好だ。
湖山G代表 サンダーバード代表 健康の駅理事
お父さん、皆んなで、頑張っているよ! 湖山 泰成